世の中には、飲食店のシェアリングエコノミーというのも、きっとあるはず。
近頃、自転車や自動車の共同利用だけでなく、シェアハウスのように他の人と価値のあるものを共有することで、生活をより楽しくしようとする動きが広がっています。
インターネット・テクノロジーを利用して、上手く人とつながることができるようになったり、予約や料金支払いの仕組みが安心・便利になったことも背景にあります。
そんな中、自分で飲食業をやってみたいという人達に向けたキッチンの共有も密かに広がっているのではないかという説を提示します。
飲食業を本当に始めようと思ったら、大きな初期投資が必要です。また、売上も予想通りに上がるかわかりません。
ただ、こういったビジネス的な考えとは別に、料理が好きで得意で、他の人に食べてもらいたい。飲食業を始めるつもりはないけど、やってみたら上手くいくかもしれないと考えている人は、実は多いのではないでしょうか。
飲食業を始めるための、厨房や料理器具一式は非常に高価なものです。これをシェアして、少しづつ自分の実力を試してみたいと思うのは、合理的な考えです。
シェアハウスの料理当番や、大規模マンションのパーティールームでの料理教室など、好んで開かれるのは、ちょっとやってみたいという気持ちの表れなのかもしれません。
もし、キッチンを1〜2週間単位で借りられるシェアキッチンがあって、料金をもらってお客さんも呼べるとしたら、結構嬉しいのではないでしょうか。
設備要件や衛生面の管理、心理的な抵抗感など課題はありますが、カーシェアリングが上手くいっているところをみると、案外簡単に実現するのではないかと思うのです。
どうでしょうか?
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