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ウェブ技術による「拡張」家内制手工業への移行を検討中…

 

冷静に、冷静に考えてみると、企業は働く人が持ち込んだ技術(プログラムなど)や人的資本や人脈などを尊重しない。99歩譲って、入社後に作ったものが企業に属するものだとしても、そのベースに入社前に開発された技術があったとして、企業はそれを保護するだろうか?

 

多分、しない。明示することなく、保護しない。

 

数年前の話だが、ある企業では技術の新規開発には積極的では無かった。それでいて、営業のおじさんがM&A(吸収合併)とか言い出すくらい、他の人の技術はお金で手に入るものだと言う考え方が蔓延していた。

 

そういった考え方のもと、企業では若い人からエクセルファイルやプログラムのみを奪って、追い出すと言う事が流行った。 

 

最近ではAI(人工知能)の活用がテーマになっている。大学で、AIについて学んで、その腕を買われて雇われる人も多い。その後はどうなるだろうか?

 

工学を応用した仕事の現場では、近年は研究と実務はかなり遠くなっていて、実務の作業では、出来合いのプログラムでのパラメーターの調整などといった仕事が多くある。AI(人工知能)はそういった仕事を奪う可能性がある。

 

また、AIは一度完成させて、プログラムに組み込んでしまえば、当分いじらなくて良くなり、AI技術者も余る可能性がある。したがって、このような企業の状況でAIの開発をする事は、いずれの技術者にとっても不幸となり得る。

 

どうしたら良いか、考えてみた。

 

「家内制手工業」という言葉が思い浮かんだ。これは、生産の初期段階で自己資本(家)による生産を意味する。富が蓄積されるについて、段階的に、「問屋制手工業」「工場制手工業」へと移っていく。Wikipediaの解説によれば、「家内制手工業」で十分な富を蓄える事ができなかった場合、「工場」で労働者となるらしい。

 

ITの世界では、まだまだ、富を求める「家内制手工業」の担い手がプロジェクトを進める事が多いが、一般企業の工学技術者は「工場」での労働者に近い。

 

工学の技術者が自分の首を絞めることになるAI(人工知能)の開発を進めるなら、自宅でやるのがいいと思う。自宅でプログラムを作って、会社からブラウザ経由でアクセスして、結果のみを会社の成果物とする。

 

そんな、「拡張」家内制手工業によって、富や権利を守りながらプロジェクトに最新の技術を取り入れていけるのではないかと思う。このアイディアの欠点は、企業もバカではないので採用されにくくなり、結果、本当の「家内制手工業」になってしまうことだろうか。

 

まとめ。『労働者のAI(人工知能)開発は自分の首を絞めることになる。AIは自分の頭の一部として利用すべき。』

 

 

 

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