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【移転003】谷崎潤一郎著『少年』 をちびまる子ちゃんのキャラクターで解説したら...

 

【移転〇〇】では、以前他のブログに書いた記事を再掲載しています。時には方向性を誤った記事もあり、この時は谷崎潤一郎さんの『少年』というマゾヒズムを題材にした小説を『ちびまる子ちゃん』のキャラクターで解説するという暴挙を犯してしまいました。とても反省しています。

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2015年、死後50年が経過して著作権切れになっている作家「谷崎潤一郎」の作品が再び話題になっています。その作品の中からマゾヒズムに関するものを集めた文庫本がこちらです。

 

掲載作品中で今日は、「少年」という作品の紹介をします。

現代風にするため、あらすじを『ちびまる子ちゃん』のキャラクターで紹介します。登場人物は、花輪くんとその姉、丸尾くん、はまじです。

 

物語は30歳くらいになった主人公の丸尾くんが10歳の頃の回想をするところから始まります。

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学校帰りのある日、丸尾くんは花輪くんに呼び止められます。「やあ丸尾くん、今日、家に遊びに来ないかい?」

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丸尾くんは、花輪くんはいつも執事を連れていて、学校では大人しい感じなのになぜだろうと思いました。執事から「今日、家でちょっとしたパーティーがあります。坊ちゃんはお母様に友達を連れてくるように言われているのですよ。」と説明を受け、「それならランドセルを置いてからズバリ行くでしょう。」と了解します。

 

広い屋敷の中で、丸尾くんは迷ってしまいます。もう帰りたいと思った時、出会った執事に案内されて、花輪くんのところまで連れて行ってもらいます。それから、8畳ほどの広さの日当たりの良い部屋に連れて行ってもらいます。

 

部屋には、古い絵本や人形などがあり、2人で眺めているとその部屋の主(ぬし)である花輪くんのお姉さんが現れます。

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姉「また、いたずらしてるのね。ぷんすか。」

 

花輪くんは、辺りの人形を投げつけて、お姉さんを追い払います。「あいつは、愛人の子だから問題ない。」と花輪くんは言います。お姉さんは、涙目で逃げてしまいます。それから、花輪くんと丸尾くんは庭に出ることにします。

 

庭に出ると「坊ちゃん、3人で遊びませんか?」と声がします。はまじです。

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学校での口調と全然違っていて、ちょっとキモいです。花輪くんは「はまじ。はまじ。」と呼び捨てにしていて、学校での様子とは全く違います。はまじの親が花輪くんの親の会社の従業員なのだそうです。

 

3人でドロボウごっこをすることにします。はまじがドロボウで、花輪くんと丸尾くんが警察です。あえなく捕まるはまじ。花輪くんは、はまじに「どこで何を盗んだか白状しろ。」と言いながら、はまじをボコボコにします。挙句、刺青だと言って、つばをつけた炭をはまじの顔にこすり付けます。はまじ、降参です。

 

「次の遊びをしよう。」と提案する花輪くん。次は、花輪くんがオオカミ。あとの丸尾くんとはまじが旅人になってオオカミから逃げます。

 

そして、またも捕まってボコボコにされるはまじ。寒空のもとズボンを脱がされて、土間で踏みにじられるはまじ。自分もそうされるんだと密かに期待する丸尾くん。予想通り、土間には尻が2つ並びます。

 

                * * *

 

翌日の学校では、はまじは相変わらずのガキ大将で、大人しい花輪くん。花輪くんに話しかけても素っ気ない態度です。

 

しばらくして、丸尾くんは執事から「ひな祭りに遊びにきませんか?」と誘いを受け、再び花輪くんのうちに遊びに行きます。

 

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一通り、飲み食いした後、丸尾くん、花輪くん、姉、はまじの4人で狐ごっこをすることになりました。姉が狐で丸尾くんとはまじを化かす役。花輪くんが、2人を助けるサムライ役です。

 

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丸尾くんとはまじはすぐに姉に騙されて、「これはションベン酒のつもりよ。」と言われて、痰(たん)やつばを入れた甘酒を勧められ、2人は「これは最高でしょう。」「おおお、おいしい」と言って飲み干します。

 

踊り狂っているところに、サムライ役の花輪くんが登場して、狐であることを見破ってしまいます。姉は猿ぐつわをされて、後手を街灯に縛られ、丸尾くんとはまじから「よくも騙してくれたでしょう。」とばかりに、口に含んだ餅を吹きかけられたり、顔がベトベトになるまで塗りたくられます。

 

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しばらくして、花輪くんがいましめを解いてあげると、姉はどこかへ逃げていきます。

 

顔を洗って、姉が戻ってくると、花輪くんは「今度は、3人に犬になってほしい。」と言い出します。3人にお菓子を投げたり、芸をさせたりします。

 

そして、「いいことがある。」と言って本当の小型犬を2匹連れてきて、その中に参加させます。丸尾くんも犬と一緒になって、花輪くんの足を舐めまわします。丸尾くんは、「花輪くんのような素敵な人は、足の指の爪の格好まできれいだ。」と考えながらじゃれつきます。

 

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・・・それから、4人でよく遊びました。3人は花輪くんの手下のようでした。特に、姉は嫌がる様子を見せませんでしたが、いつも嫌な役回りでヒドイ目にあわされました。

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ある時、花輪くんは歯医者に行って留守でした。

 

丸尾くんとはまじは、花輪くんの姉にいつも入れないピアノ部屋のある洋風の建物に入れてくれるよう頼みます。姉が知らないというので、2人でお仕置きをしていると、ついに観念して夜なら案内してくれるということになりました。

 

                * * *

 

丸尾くんは「縁日に行ってくる」と言って、夜、洋館へ忍び込みます。怪しく調度品のうごめく建物の奥で、丸尾くんは、油絵によく似た、陰影をまとった姉を見つけます。

 

姉は「はまじに会わせてあげようか?」と言います。マッチを擦って、ロウソクに火をつけていくと、後ろ手をしばられて、額にロウソクを置かれて、溶けたロウソクで身動きの取れなくなった、はまじがそこにいました。

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はまじはもごもごと言います。「いつもお嬢様をいじめていたから、今夜は仕返しされるんだよ。おれはもう降参した。お前も早く降参しないと、ヒドイ目に会わされる…。」

 

姉は「私の家来になりなさい。」「ロウソクを額から落とさないように座っているんだよ。」と丸尾くんに言いました。

 

それから、丸尾くんは涙とロウソクで目も口もふさがれてしまった中、姉のピアノを聴きながら、恍惚(こうこつ)に酔いしれました。

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その日以来、丸尾くんとはまじは花輪くんの姉のしもべです。花輪くんが姉の命令に従わないと、2人でボコボコにしました。そうするうちに、すっかり花輪くんも学校でのように大人しくなりました。そして女王様と3人の奴隷として、楽しく過ごしました。

 

めでたし、めでたし。

 

(*人物の画像はちびまる子ちゃんより引用。姉は、花輪くんの別荘の近所に遊びに来ていたリリィさんという方の絵としました。)

 

追伸、さくらももこ先生のご冥福をお祈りいたします。(2018.8.30)

 

 

 

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