【移転009】クローゼットが足りない!1DKのマンションの収納は半分しかない!?
一つの仮説を提示します。多くの単身者向けの賃貸アパートやマンションでは収納、特にクローゼットが不足しているという説です。
何を当たり前のことを言っているのかと思われるかもしれません。
賃貸のアパートやマンションを選ぶポイントの一つとして、収納が多いものを選ぶと良いということが知られています。
1Kや1DK・1LDKのアパートやマンションでは、クローゼットが付いていることが一般的ですが、中には収納が全くない間取りも存在します。そんな中で、単身者向けに幅180cm×奥行90cm×高さ220cmくらいのクローゼットが付いていれば、なんとなく収納に関して安心感があるように思えます。
ところが先日、1人分の洋服の適正量を調べたところ、1シーズン15〜30着くらいで春秋シーズン、夏シーズン、冬シーズン、その他のシーズン(部屋着・冠婚葬祭など)の4シーズン分なので、年間で合計60〜120着ほどになることがわかりました。
仮に、洋服1着をハンガーラックにかけた時の厚みを3cmとしても、60〜120着だと、180〜360cmという厚みになります。当然、コートなどは3cmより幅をとることが予想されます。
この厚み基準で考えると、幅180cmのクローゼットでは大体2シーズン分の衣類の収納にしかならないように思います。
なので、本来これとは別にオフシーズンの洋服を収納するスペースが必要と考えられますが、一般的な賃貸アパート・マンションでは、スペースが確保されていないことが多いです。したがって、部屋の内部にもハンガーラックを置いたり、、クローゼットがパンパンになって取り出しにくい(機能を果たしていない)状態になってしまっています。
レンタルスペースなどにオフシーズンの洋服を収納するのも一つの方法だと思います。 あるいは、クローゼットをオフシーズンの収納と割り切って、室内にハンガーラックをもう一つ設置することも解決策だと思います。
何れにしても、単身で家族でマンションを選ぶとき、自宅を買うとき・建てるとき、住む人数×2ぐらいの収納スペースをどうやって確保するか考えながら、建物を見て見ると良いのかもしれません。
また、収納が多ければ多いほど荷物が増えることもありますが。適正な量を意識して、洋服など入れ替えていくと荷物が多くなりすぎず、快適に過ごすことができるのではないでしょうか。
洋服が増えすぎて処分したいときは、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』が参考になります。ときめかないものは捨ててしまえ、という驚異の提案です。
本当は、1DKぐらいの間取りでも洋服の分量を考えれば、ウォークインクローゼットが必要なのかもしれません。オフシーズンの洋服の収納について、良いアイディアがあれば、お気軽にメッセージなどください。
それではまた。
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