川の北側にマンションを建てるか、南側にマンションを建てるか?
「川の北側にマンションを建てるか、南側にマンションを建てるか?」そんなお題を頂いたので、考えてみました。
想定しているのは、
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(南側)
川 川 川 川 川 川 川 (かわ)
(北側)
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という感じの土地です。
もしも、川沿いの土地で家を建てる場合なら、断然北側の土地の方が、良いです。何故なら、家の南側に川があって開けているので、見晴らしも良く日当たりも良いからです。
ところが、ある程度、高層のマンションを建てることを考えると多少事情が変わってきます。南側の土地に建てたマンションは、北側に川をのぞむため安定した採光と、川の風景を楽しむことができます。一方で、川に面していない南側の居室も明るさと暖かさというメリットを享受することができます。なので、マンション全体として、満遍なく、部屋ごとの利点が生まれます。
一方で、北側の土地にマンションを建てるとどうでしょうか?そうすると、南側の部屋こそ見晴らしも良く、日当たりも良いものの、北側の部屋が寒くて、川にも面していない(景観が期待できない)状態になります。良い部屋とあまり良くない部屋の差が大きい状態です。また、近隣の日照をさえぎったとして建設的なトラブルに発展する恐れもあります。
そんなこんなで、家を建てる場合と、マンションを建てる場合では、土地の価値が違ってくるのだなぁと、1つ勉強になりました。川の南北、東西の発展の違いを環境から考察すると、壮大なストーリーが産まれる予感…
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