東日本大震災後の不景気を被ってしまったわが家。いまだ立ち直れず、さらなる不況に怯える日々。
2011年3月11日は東日本大震災のあった日で、当時サラリーマンだった僕は、東京の高層ビルで延々と揺れ続ける地震を経験しました。あれから9年が経ちました。
それ以前から、上司とあまり折り合いが良くなかったので、定時で帰って(残業すると、命令の無い残業をしたとかで懲戒処分をもらったりしたので)資格の勉強などをして、自分の付加価値を高めようと考えたりしていました。
当然、この日も残業は無いのですが、一応この日は「何かあれば携帯に連絡を下さい」と一言断って、エレベーターの止まった高層ビルの階段を降りて、歩いて帰る人々に続いて、皇居の周りをぐるっと回って千葉方面の自宅へ何時間かかけて帰りました。
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その年の10月、例年の通り、会社の資金が不足がちの折、話したこともない事業部長に夕方呼び出され、「暴言を吐いたから」とかいう理由で突然会社を解雇されました。こんな時、十分な対抗手段を持っていなくて、理系の教育って不完全で役に立たないなぁ、などと思いながら家に帰りました。
その後、退職金の割り増しを求めて、1年ぐらい話し合いをしましたが、翌2012年の10月頃、めでたく自営業としてデビューしました!ちなみに、転職活動も少ししましたが、震災後の不景気で求人はあまり多くなかったです。
自営業としてスタートして、そんな準備もしていなかったので、金融機関の協力を取り付けることもなく、お金は減る一方でした。2014年ぐらいからは、アルバイトなどもしてなんとか生活をしていたので、株価の上昇なども、特に気にするような状態ではなかったです。
それから数年、『メイケロの自宅カフェ』なんてコンテンツも産まれたりしましたが、基本的には日々の暮らしで精一杯です。
FXで逆転を狙って、大損したりもしたので、今は投資信託をチビチビ買っています。そんな少額の積立NISAでも、ここ2週間ほどで20%近い暴落です。こんな時、外国REITや新興国債は値段が下がっていて売れないこともわかりました。昨日は、コモディティ枠で原油先物の投資信託を買ってみました。
さて、今回の新型コロナウィルスによる世界の株式の暴落は、不景気を呼び込むのでしょうか?すでに私は、長引く不景気状態にあるので、戦々恐々としています。収入が減ったり、なくなったりする不景気って、ロスカットと同じぐらい怖いよね?
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