新型コロナウィルス関連融資が気になる。後ろ向き起業に対応してたら素晴らしい融資かも…?
コロナウィルス感染拡大に対する日本の対応が、1919年のスペイン風邪流行時の対応とよく似ているという記事を読み、感心したのでシェアします。
なんでも、当時の日本でもマスク着用。人ごみに出ない。身体弱者は特に注意。小中学校の全面休校。各地の集会・興行・力士の巡業・活劇などが中止や廃止に追い込まれていったそうです。
その一方、満員電車はOKというダブルスタンダードもよく似ているようです。デマや流言が飛び交い、ウィルスの存在を確認するすべの無い中(電子顕微鏡の開発は1930年代)、1918年の「前流行」と1919年の「後流行」で、当時日本の内地人口5600万人の0.8%に当たる45万人の死者が出たそうです。
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時代は大正時代で戦時景気に湧いていましたが、続く1920年代には、1920年の戦後恐慌、1922年の銀行恐慌、1923年の関東大震災や1930年の昭和恐慌(1929年の世界恐慌の影響によるもの)など、激動の時代を迎えました。
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さてさて、2020年の現在では、新型コロナウィルスの発生に端を発した株式市場の暴落によって急速に不景気感が広がっています。休業や営業自粛は社会生活に大きな影響を与えています。
一方で、経済対策は積極的に行われているようです。先日発表させれた第二弾の経済対策では、自営業者やフリーランス、中小企業などに向けてビックリするほど条件の良い貸付プランが発表されていました。日本政策金融公庫のHP見てとても驚きました。
案外、こういう時こそ起業の条件が良いのかもしれません。一方で、リストラ後に職が無くて止むを得ず起業をしようとすると、金融機関の対応は厳しくなりがちです。起業家がやたら前向きな理由の一つでは無いかと思っています。こういった時には、後ろ向きな起業もきちんと拾いあげられると良いのですが…
個人的には、長い返済プランでクルマ(新車から廃車まで平均14年)とか、在宅ワーク向けのリフォーム(設備最長20年)とかに使いやすそうな融資条件だと思いました。起業にも?補助金もいいけど、融資でもいいかも…?などと、ダメ経営者らしく思ったり、思わなかったり…。
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