メイケロのブログ

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自宅オフィスをカフェに改装しようとたくらむブログ

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不景気の経験値!東日本大震災後不景気(2011~12)とコロナ不景気(2020)の家計の状況の比較・振り返り

 

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2011年3月の東日本大震災後の景気後退を受けて、その年の秋頃、僕は、ちょうど今の非正規社員雇い止めのような感じで会社を退職しました。具体的には、ある日の夕方、『暴言を吐いたので解雇』という紙を渡され(?_?)、その日のうちに会社を追い出されました。(重い書きだし、すみません。)

 

新卒で入った会社でしたが、雇用契約書の発行はなかったので、当時の上司が『彼は非正規』という日々の雰囲気作りと嫌がらせ。どういう手回しか、押印すらない、言い掛かりに近い、不備の目立つ懲戒文書を何度か発行させて、時間を掛けて根回しし、そして不景気のタイミングで解雇を押し切ったようです。

 

その後、こういった争いに対する知識の乏しさに苦慮し、新卒での会社選びの失敗にも後悔しつつ、一年後の2012年の末に僅かに割り増しされた退職金とともに、新たな生活に踏み出しました。今、コロナ不景気で同じような状況にある人も結構いるんじゃないかと思っています。

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2011~2012年当時の記憶をさかのぼってみると、東京でひと月14万円(実費)ほどで暮らしていました。少なめの生活費ですが、それでも赤字家計は耐え難く。その後の数年の時間を経ても、経済的には浮上することもなく。2020年現在では、生活費だけはひと月6万円まで圧縮することができました。

 

この記事は、生活に対するアプローチの違いを2011年当日と今とで比較しながら振り返ってみようかな。というものです。 
 

1.収入を得ること

【2011~2012年】

・2011年に解雇になって、自営業を始めるまで丸1年位かかりました。その間、 家計は赤字。退職金だけだと足りないので融資を申し込んで断られたり、再就職先を探しても全くピンとこなかったり、大学時代の友人をほぼ無償で手伝ったり、留学しようと奨学金を申し込んだり、すべて時間の無駄になってしまいました。就職以外でお金を稼ぐ事が全くイメージできませんでした。

 

・2012年秋に自営業をスタートして、すぐ経済的にやばいと気づいて、退職金で地方の激安マンションを購入して生活費の圧縮の目処をつけました。本来、再就職先が無いなら、アルバイトでもして日銭を稼ぐべきでしたが、プライドか、何をすれば良いのかわからない為か、そういった選択肢はなかったです。期待していた非常勤講師の仕事とかもなかったです。

 

・自営業のはじめの頃は、チラシとか、補助金とか、友人の手伝いとか、とにかく時間の無駄が多かったです。努力が報われて欲しいとは思ってました。

 

【2020年】

・今は色々と稼ぎ方を知っています!とは言っても、アフィリエイトとか、FXとか、アドセンスとか、日雇いみたいなバイトとか、メルカリとか、そんなのばかりですが、2012年との比較で言えばフットワークは軽いです。友人の頼みは聞かなくなりました。

 

・2012年に比べると、いくらか自営業での定収入があるので、それを年金扱いとして、最低限の生活費を稼ぐだけで生活する事ができるようになっていました。そういった微かな進歩も評価として拾ってもらえる事もあります。

 

・儲からない事をしたくなくなりました。お金って大事だなと思います!

 

2.食費について

【2011~2012年】

・2011~2012年頃は外食が多かったです。家に居ると(狭くて)落ち着かないので、良く喫茶店で作業していました。 退職してから太りました。食費はひと月3〜4万円。

 

【2020年】

・つい最近ですが、自炊を踏み込んで、食費も節約できるようになりました。ダイエットはもう少し後。食費はひと月2〜3万円。

 

3.人を頼ってみること

【2011~2012年】

・退職時はこんなちっぽけな退職金で、融資も不調で、一体どうしたら良いんだと思っていました。親も退職にがっかりしているし、自分一人で考えて何とかしなければと思いました。

 

【その後】

・世の中は、退職者にも、自営業にも、腰掛のアルバイトにも厳しいです。後になって、親が幾らかお金を出してくれたので、創業時にもっと情熱をぶつければ良かったなと思いました。自分のケースでは、銀行にぶつけた当初の情熱は空回りに終わりました。

 

4.投資環境の変化

【2011~2012年】

・株のデイトレード?は、一度マイナスになると、損を確定してまで売るのがいいか悩むので、退職金で取り組むべきではないと思いました。手持ちが少なかったので、安定収入は欲しかったのですが、株でそれが実現できるとは全く思いませんでした。

 

【2020年】

・『投資信託』がお気に入りです。100円からの少額で始められて、昔は最低20~30万円だった株投資も、あまり資金がなくても気軽にできるようになりました。お金が必要な時に、細かい単位で売りやすいのもメリットだと思います。

 

5.再就職について

・2011~2012年、2020年、ともに厳しいなとは思いますが、この8年の加齢がずっしりと感じられます。自分(自営)で何とかするしかないのだろうなと、強く思うようになりました。

 

6.生活費の比較

【2011~2012年】

・住居6万、食費4万、光熱費・通信費2万、教養・娯楽2万円のひと月14万円くらいで暮らしていました。なんとなく、自営ではこの程度もコンスタントに稼げないだろうなと考えて地方転居を画策しました。地方には、想像以上に仕事がなくて、後悔した訳ですが。

 

【2020年】

・住居2万、食費2万、光熱費1万、雑費・予備1万円のひと月6万円で生きていけるようになりました(通信費等をオフバランスしています)。数年前までひと月10万円稼げれば黒字だなと思っていましたが、さらに踏み込んで節約できました。もはや、このまま年金生活に突入しても生きていけそうです。残念なことに先は長いのですが。時代の流れには逆行して、65歳で引退するかもしれません。

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まとめ

新卒で就職先(もしくは自分の性格)がはずれだと、失業時に危機的状況に。失業時には気持ちを入れ替えて、単発のアルバイトで日銭を稼ぎながら手持ちの荷物を整理して、生活費を圧縮しよう。投資で食べていくことは出来なくても、投資信託で生活に『お金に働いてもらう』を取り入れる事ができます。

 

不毛な10年弱も振り返れば改善の兆しが見えるようになりますので、腐らずに進もう…!

 

 

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