ぼろマンション管理の問題点について
「マンションは管理を買え」というセールス文句もあるけれど、あながち間違いではないのかもしれません。
うちのマンションは築50年超のぼろマンションだけど、この度、管理人と称して総会を仕切っていた人物が区分所有者ではなかった事が発覚しました。一応、所有者と同じそこそこいる苗字で、息子を名乗っていました。(確認しようがないし、みんな興味もない。)
区分所有者の息子・娘、親・兄弟が区分所有者の代理を名乗って、区分所有者集会を取り仕切っている事は、気をつけないとどこでも起こり得ます。通常は、マンション管理組合の管理規約で「所有者とその配偶者」とか「所有者もしくは別の区分所有者」が管理組合で投票権を持つとか色々書いてある訳ですが、当マンションでは、管理規約がA3一枚分ぐらいしかなくて、代理人の範囲も記載されていませんでした。
そうこうする内に、普段顔を合わせる居住者同士の繋がりが強くなってしまって、区分所有者の管理組合がいつの間にか、所有者と居住者がごっちゃになった集会のようになってしまっているのです。顔見知りだし、所有するとかしないとか小さな事だみたいな大らかな空気感が広がって。
そうすると、管理組合には居住者を名乗る企業が乗り込んできます。企業体は賃借によって借り受けて所有者の家族を名乗り住み込み、いずれマンションは悪質な企業の草刈場となるのです。
国土交通省でも標準的なマンション管理規約とか出しているけれど、立場ない声の大きな人(悪質な占有者)をどうするか?本人は正義感でやっているのか(一見、頑張ってくれてるように見える)。あるいは、企業の手先なのか分からないけどそんな風になってしまうのが「管理の良くないマンション」で、まさしくウチのマンションのことだ!と思う。
「マンションは管理を買え」、、、クッ。
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