映画がやっていたのでNETFLIXで『エウレカセブン(全50話)』『エウレカセブンAO(全24話)』を観て予習した!
映画館で『エウレカセブン ハイエボリューション』という映画をやっているので、ネットの有料動画配信サービスNETFLIXで予習してから行くことにした。
『エウレカセブン』は25分×50話でおよそ25時間。『エウレカセブンAO』は25分×24話でおよそ12時間、観るのに時間がかかった。
それぞれ2005年、2012年にアニメ化された作品で、ガンダム世代やヱヴァンゲリヲン世代には馴染みがないかもしれないが、ロボットが空中をサーフィンするように戦う、ある軍人一族の親子4代に渡る物語である。
『エウレカセブン』は3代目レントン・サーストンが主人公で、自動車形態から人型形態に変形するロボット、ニルバーシュに乗って戦う。『エウレカセブンAO』は4代目フカイ・アオが主人公となり、こちらの世界では飛行機から人型形態にロボットが変形する。
物語はどちらも破綻しがちだが、『エウレカセブン』では勢いのあるバカであるレントンと、ヒロインでかまってちゃんなところのあるエウレカの関係が面白い。
もともとロボット・ニルバーシュはエウレカのものだったが、座席が2つあるので、レントンが乗ったところバカゆえ火力高めとなり、エウレカのうつ要因となる。結果、エウレカは病気になったり、アニメの設定上すぐに回復しそうな傷を延々引きずったり、髪型が変わったりとかなりウザい。
矛盾しているが、エウレカは結構カワイイので、作品の人気要因ではありそう。
最終的に、2人で乗らないとなんかダメみたいな話となる。大して敵はいないが、最終的に軍のお尋ね者となる。
エウレカセブンのエウレカはヒロインの名前だが、セブンの方は恐らくセブンスウェル現象という超爆発に由来すると思われるが、特に説明がなく爆発ちょーすごい的な描写に留まっている。
その他、独自の科学的な用語が出てくるが、いずれも十分に説明がされることはないので、結局よくわからない。ロボットは板に乗ってサーフィンのようにして、空中のトラパーの波に乗って移動するが、この辺の設定はSFとして割と良い。
『エウレカセブンAO』は、沖縄生まれのフカイ・アオが主人公で、AOはアオと読むと思われる。設定が不可解で、日本の首都は名古屋(東京は壊滅)、沖縄は独立して自衛隊を持ち、日本軍と連合国軍に囲まれているという設定となっている。また、知的生命体として樹木の様なスカブ・コーラルと、幾何学形状の兵器シークレットが敵対している。
主人公の幼馴染ナルという子が予想外の活躍をする、設定殺し。
主人公フカイ・アオは日本軍が輸送中のマークゼロ(ニルバーシュ)を強奪し、外国の対シークレット殲滅組織ゲネラシオン・ブルに合流する。
本作では、ロボットは飛行機形状と人型に変形し、トラパーに乗ってサーフィンの様に移動したりもするが、基本的にはジェット燃料で移動するようだ。
最終的にゲネラシオン・ブルは、連合国軍に攻撃してテロ組織に認定される。
寝返りが頻繁に起こり、歴史や世界を移動できるという設定のために話がごちゃごちゃになってしまいよくわからなくなる。本作でもエウレカが登場し、やっぱりカワイイ。
そんな2作品でした。
ニルバーシュが戦ってカッコいい。エウレカはカワイイ。が作品に共通するテーマではないかと思います。破綻していると切り捨てるだけでは勿体無いアニメ作品です。
それで、予習をしたのでいよいよ映画を観に行こうかと思います。
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