ソファセットとダイニングテーブルの融合という新傾向
むかしから、勉強机で勉強するのが苦手でした。中学生ぐらいの時には、普段から勉強机には座らないので、試験前になると机を片付けるとこからスタートでした。だから勉強机は片付けなければいけない物、という無意識の中の汚れた存在でした。
片付け終わって勉強に取り掛かっても、シーンとしたその場所が好きではありませんでした。かと言って、図書館の自習室のようなみんなが一生懸命に取り組んでいるような場所も苦手でした。普段居つかない場所の居心地が、どうして良いものでしょう?
こうして、僕は勉強机を怨みながら、高校を卒業して都会に出ました。(大学に行くためですよ〜?)紙と何かの本が積み重なった勉強机が一緒についてきましたが、やはり、そのまま手軽に物を置く台として使いました。
こんな僕でも、たまには本を読んだり、手紙を書いたりします。そんな気分になったら、喫茶店に立ち寄ることが日課となっていきました。「リラックスしよ。」と思うと、なぜか頭が働きだす天邪鬼(あまのじゃく)な性格でした。
東京での長い喫茶店生活の後、金融不安に端を発した不景気で失業し、田舎に引っ越してきました。田舎の喫茶店は、静かすぎるか、閉店が早いか、ファミリー層が多いかなど悩みが多かったので、自宅のダイニングを喫茶店のようにしたいと思ったのが、このブログを始めたキッカケでした…
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(参考:フランネルソファ)
随分と導入が長くなってしまったけど、今日のテーマは「ダイニングテーブルとソファの融合について」です。
ダイニングテーブルを作業をするためのスペースとして捉えるとまぁまぁ快適ですが、リラックスしたり、仮眠用にソファが側にあっても良いと思うようになりました。
ところが、8畳のDKのスペース的な都合で、ソファかダイニングセットのどちらかしか置けません。ふと、ダイニングテーブル用のソファってないかな?と思って調べてみました。
調べてみるとわかるのですが、もっさりしてて何かが違うと感じざるを得ませんでした。ソファに普通のダイニングテーブルでは、テーブルの高さが高すぎると直感が拒否反応を示すのです。
ところが、一部のインテリア上級者やメーカーでは、そういったダイニングテーブルとソファの融合を絶妙のバランスで実現していることがわかったので、事例を引用してご紹介したいと思います。
事例1)ワンルームでカフェスペースを実現
(RoomClipより)
ワンルームにカフェスペースを作り出して、作業机とダイニングとソファの機能を集約しています。ついついローテーブルを置いてしまいがちなソファにカフェテーブルを合わせることで、心地よく作業しやすいスペースを生み出しています。ありそうでない絶妙な組合せ。スツールの状況対応力!セットで商品化してほしいレベルです。
事例2)ソファ・ダイニングの融合を徹底研究したもの
(プロが教える!リビングダイニングルームをスッキリ広々させるコツ!|ファニチャードーム)
様々な角度から、ソファ・ダイニングの融合を分析した事例。一つの解決策として、昇降式のダイニングテーブルの提案が目新しい。ソファとダイニングテーブルを一つにしたいと思ったら見て損はない記事だと思います。
事例3)喫茶店を超えるくつろぎ空間を提供するもの
(「一生もの家具工房 やかた」より)
お金と時間をかけて選べばこんなものもあるんだよという事例。自宅カフェなら喫茶店以上の心地よさを持ったカフェスペースを作ることができる可能性を示しているもの。合わせるには、ソファの存在感とテーブルの存在感は同程度にした方が良いかも?
以上。事例紹介でした。
以前、ダイニングテーブルの周りに、一脚一脚自分の好きな椅子を置くと北欧っぽくてインテリア好きに一目置かれると書きましたが、ここにソファタイプを加えるのは非常に難易度が高いと思いました。
けれど、そんな挑戦をされている事例に感銘を受けたので、記事にしてみました。ウチもここ(↓)から先で寝転べるソファタイプを導入してまとめあげたいです。
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