パン(ナンかも?)の手作り始めました!こんな時こそ、ストック食材のポテンシャルを引き出すのだ…
お題「#おうち時間」
実のところ、最近のコロナウィルス感染症対策のための営業自粛で副業が不調なことと。本業の営業自粛(4月13日〜5月6日予定)によって、あまり食費にお金をかけられない状況となっています。
そして、家にあるストック食材でなんとか食べられる物を、何とかしようと考えているうちに念願のパン作りの入門を果たしたというお話です。
パン作りに至るまでには、まず自分に縁の無い食材を消費するところから始まりました。一人暮らしの男性の食材認識力として一般的な事例だと思うので、順を追って説明します。
1.マカロニを消費
パスタは一人暮らしの友(ソースはレトルト)として一般的だと思いますが、なぜか、マカロニは惣菜では好きなのに家では料理しづらいものという認識がありました。そんなマカロニの消費からこのプロジェクトは始まりました。
家には賞味期限を1年弱過ぎたマカロニがありました。一体、いつ。何の為に買ったんだっけ?いやでも、これはおそらく食べ物だ…。そんな存在。
背に腹は代えられないので、とりあえず、パスタと同じようにパッケージの時間でマカロニを茹でることにしました。着地点の見通しは無し。パッケージを眺めているとグラタンとかオニオンサラダに使うと書いてある。知ってる…けどね。
とりあえず、パスタみたいなものなので、ソースがあれば良いと思ったけど、そんなもの作れないので、同じく冷蔵庫にあったバターで炒めてみました。コーンスープ(缶詰+牛乳)に使うパセリがあったので、かけてみたらそれっぽい感じに…。美味い。
何が美味いって、パスタとは違ってマカロニの内側にバター汁が入っていて食べると飛び出してくるところでしょうか。先人の知恵として、バター醤油というアレンジもあるのだそう。余ったマカロニの消費方法として是非お試しください。
2.白米を消費
マカロニの幸せな日々は長くは続きませんでした。マカロニ一袋では3食ぐらいで食べきってしまいます。
そうすると、何とかすべきはやはり米です。ですが、すでにふりかけ・海苔・納豆・お茶漬け・レトルトの味噌汁など消費しきっています。塩ご飯では流石に長くは続かないだろうと思いました。
さらに悪いことに、数ヶ月前から電子レンジのターンテーブルが回転しない不具合で、冷凍ご飯の解凍に支障をきたしていました。毎回ご飯を炊くのは非常事態でもだるい。
あぁあぁああああぁ……お茶漬け食べたい!
何とかしてくれたのは『白だし』でした。賞味期限は多分大丈夫。去年の冬はあまり鍋してないけどおそらく鍋用で買ってあったもの。最近、自炊も多いので、うどんの汁として使えることも知ってました。
恐る恐る『白だし』にお湯を注いで、中途半端に解凍された白米を沈めてみました。初回分には余ったワケギをかけてみました。
…やさしい味がする。これは、紛れもなくお茶漬け。永谷園に頼らなくても、お茶をかけなくても、お茶漬け。『白だし』も『白米』もまだまだあるので、今回の勝負は勝ちが決まった瞬間でした。
3.水と塩だけで2週間生きられると聞いたことがある…
日本には、家の前に厄除けの盛り塩をする文化があるけれど、これは自分の生活がさほど豊かではない中でも、食べあぐねた人が塩を持っていって、水と塩でわずかながらでも生きながらえる事を願った生活の知恵だったのかなぁ。
などと考えつつ、(家にある)塩を舐めてみましたが、これは駄目。物足りない。前述のお茶漬けがなければここ止まりだった事を考えると、恐ろしい事です。
4.パン(ナン)の発明(再発見)
知っていましたか?ホットケーキミックスって牛乳がなくても、水でもそこそこ美味しく作れるんですよ?(やや引っ掛かりのある食感になるけど…)
そんな便利なホットケーキミックスはとうに使い果たし、最後の玉子も卵かけご飯として消費してしまいました。自分にはお茶漬けがあるけど、パンも食べたい。小麦粉って、引越しのたびに捨てる事になるけど、今回は何とかなるんじゃないか?そんな予感がしていました。
「小麦粉 パン レシピ」などで検索した結果、どうやら、小麦粉に砂糖と塩と少量の水を加えて練ればパン(ナン)の生地になるらしいと判明しました。(最悪の場合には、小麦粉に水を混ぜて、捏ねて、焼けばOK)
うちにはオーブンがある。生地さえできれば、焼くのには慣れている…。
アイリスオーヤマのノンフライ熱風オーブン【FVX-D3B-S】をAmazonでポチるまでに考えたこと - メイケロの自宅カフェ
おっかなびっくり、上のレシピで小麦粉に水を加えて練ってみたところ、パンの生地っぽい感じになりました。
あとは、適当に平たくして、焼けばパン(小麦粉)の味がするという。焼きたてはマーガリンがよくあいます。
確かに、まだパンとは呼べないかもしれません。それは、おそらくドライイーストで発酵させる手間をかけていないせい。だけど、パンの初期はこちらだったのではないでしょうか。自宅カフェでのパン作りの足がかりとなった貴重な一歩となりました。
まとめ
イタリアでは、外出の自粛で普段の数倍の小麦粉が売れているようです。また、日本でもTwitterなどでパン作りを始めたなどの投稿が多くあります。料理のスキルが全くないと言って過言ではない『メイケロの自宅カフェ』でも、今回の営業自粛で、冷蔵庫の余り物のポテンシャルを見た想いです。
イタリアでは、お菓子やパン作りをする人が増え、3月の小麦粉受注量はなんと5倍に。 pic.twitter.com/Lf2EcEpwWh
— ロイター (@ReutersJapan) 2020年4月18日
〜5月6日まで、再び『メイケロの自宅カフェ』は営業を自粛します。読者数が1人減ってしまったので、急遽書いてみましたが、再度自粛です。
読んでくれてありがとうございます。よかったら読者登録をお願いします。