東京藝大にゲームコースが出来ると聞いて、妄想が膨らんだ!
昨日、東京藝大にゲームの制作・研究を対象としたコースが、国公立大学として初めて出来る、というニュースが出ていました。『みかんオンライン(ゲーム)』というゲーム・アプリ制作のウェブサイトを開設している自分としては、無視できないニュースです。
研究ということだと、あまり興味を惹かれませんが、制作という事だと2年間の修士のコースの中でどういったものが作られるのか、俄然興味が湧いてきます。
ゲームコースの開設に先立って、2017年7月にファイナルファンタジーなどで有名なスクエア・エニクスとともに『東京藝術大学ゲーム学科(仮)展』という展覧会が催されたそうです。そこでは、芸術分野としては同じく新しいアニメーション学科の作品を2次元から3次元のゲームにするという試みがあったようです。
芸術家の作る世界観に対して、ゲームメーカーが大きな期待を寄せている事が伺われます。
少し話が変わるのですが、先日、専門学校でゲームコースや漫画コースの志望者が減って、イラスト志望が増えているという記事を引用したツィート(第115号『イラストレーターを安易に目指すな』|松山 洋|note)がありました。ゲームは覚える事が多そうだし、実力主義なのでイラストレーターを目指す人が多いのだそう。
藝大のゲームコースに話を戻して。例年、東京藝大では卒業制作を一般に公開した展覧会を開いていて、さすがな出来映えの物が多い事が知られています。なかにはそのまま値段の付きそうな物もあります。ゲームコースからも、きっと、すぐに遊べるような物も出来てくるのでしょう。世界観でお茶を濁すだけでは、ゲームとしては完結しないでしょう。
専門学校生の想像の通り、ゲームの制作は最低2人(イラスト・シナリオ・音楽・プログラム)の膨大な時間と、人手を頼るならお金が必要になってきます。藝大には金持ちが多いと聞きますが、もし、自己調達まで考えるのなら、また別の面白い展開が待っていそうです。(クラウドファウンディングや事業融資・出資など)
藝大だから、中途半端にならずにゲームも作り上げる事が出来そう、という期待感が大きいです。(そのうち卒業制作展に行ってみよっと。)
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