「個人事業主ぜんぜん楽しくねーよ」と思っていた7年を経て、悟りを開いた話
独立して夢を掴んだ、とか。みんな、独立して良かったって言う、とか。実際には違うんだろうなぁと思いつつ、楽しみもあるかもしれないと思っていた個人事業ですが、自分は開業以来7年、「ぜんぜん楽しくねーよ。つれーよ。」でした。
それが、慣れてきて、節約して、少しは収入につながる方法も分かってきて、ようやく、楽しいってこういう感じかも、と分かるようになりました。
その、おぼろげに経済的な外形ができた感じ。某創業系アントレ雑誌と比較して、今取り組んでいる自宅カフェの事業資産、公開しちゃいます。
それでは、早速。
自宅カフェ(事業)の総資産(借入+純資産)は500万円ぐらいで、ひと月に5万円ぐらいの生活費の捻出を目指している極零細事業です。一応、枠組みとしては出来上がっていると思います。
500万円の内訳は、不動産関連350万円。設備50万円。運転資金100万円となっています。不動産は中古マンションの所有物件とリートを少し。設備はノートパソコンとサーバーと原付です。運転資金は現金などです。
このビジネス(?)の最大の難所は不動産の取得で、創業融資がほぼ期待できないところでしょう。安いとはいえ、それだけの現金をつっこむのも厳しいですしね。僕は、この部分で親族から資金の援助を受けました。
不動産を除くと、事業資産150万円なので、実家でニートをしている人が150万円持っている状態とほぼ等価です。収入源も、ブログ・転売・FX・短期のアルバイトなどです。
数年前は、1円起業などというワードも聞かれましたが、今考えるとそんなの絶対ありえないと思ってます(借金付き事業買収除く)。新規の事業では、ちょっとのお金が必要です。
バランスシート上では上のような感じですが、『楽しい!』と思える一番重要なところは、やはり、収入が支出を上回っているかどうかだと思います。
サラリーマン上がりの時は、毎月の収入の目標を10万円で考えていましたが、その後、節約を覚えて、最低5万円ぐらい稼げば良い状態に持っていけたのが、ここ数年での一番大きな変化だったかもしれません。毎月5万円とかいよいよニートです。
そんな感じで、とても小さな事業を回していくことにやり甲斐を見出しました。サラリーマンとかは、関係のない人の人生だという認識です。今は、ようやく形の見えてきたビジネスを育てることに大きな興味を持っています。
そうそう、某アントレとの比較でいうと、資金が少なめ。不動産の所有はリスク。事業の成長性に疑問ありという感じになるでしょうか。まぁ、そこは個人の裁量でなんとかするということでご容赦ください。
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