春の珍事。QR決済がすごい!自宅カフェの決済は断然これだと思う…
ここ数日で一番、書きたかった記事です。最近、キャッシュレス化に興味が出て、2019年の3月1日にリリースされたみずほ銀行・地方銀行共通の電子通貨アプリ『J−coin pay』を使ってみました。これが、『自宅カフェ』の決済環境には、最高でした。
このブログでは、私の自宅兼オフィスを『自宅カフェ』と名付けて、密かに「自分のダイニングで提供した料理でお金を貰えるんじゃ無いか?」と考えて、営業許可や設備について少しづつ勉強をしてきました。
ちなみに、これまでに2年ぐらいの間、お客様は誰もきていません。。
さておき、マンションの1室で『自宅カフェ』を始めようと考えた時の大きな悩みの1つが決済をどうするか?という事でした。
これまでに、ビックカメラでiPadで使えるPOS(レジと注文、売上集計)システムなどをながめたり、『Square』というiphoneのイヤホンジャックに小さな端末を刺してクレジットカード決済が出来るものなど興味を持って検討してきました。
けれども、普通のお店では導入している10万円程度のエントリーモデルのPOSでさえ、ほとんどお客さんの来る見込みのない自分の『自宅カフェ』には不釣合いに思えました。
こういった場合、お皿にあらかじめ小銭を入れて置いておく方法もあるようですが、これは少し文化的に違うかなと悩んでいました。
(画像参考:まちづくりマガジン)
そこで、最近知ったQR決済がこんなにも便利なものなのか、と驚いたわけです。前述の『J−coin pay』では銀行口座から1コイン=1円のJコインをチャージして、スマホを持った人同士でQRコードをスマホで読み取る事で自由に交換する事ができます。手数料は無料で、貰ったJコインを円として銀行口座に戻すこともできます。
ちなみにアプリはこんな画面です。
クレジットカードに比べて優れている点は、読み取り端末を別に用意しなくて良い点です(POS業界の既得権益を明らかに損なっている革新的技術)。スマホを持っている人同士なら簡単にお金のやり取りが出来るので、ワリカンでもお釣りがいらずに便利です。
いわば、お店のレジがコードレスになったようなイノベーションなのですが、いつものようにアメリカから10年遅れで来た技術ではなくて、中韓で使われ始めてオリンピックに向けて急遽日本でも整備しようとしているところが「春の珍事」とタイトルに入れた理由です。
QRコードでの決済を利用できるシチュエーションを考えてみると、僕の『自宅カフェ』のような超小規模ビジネスの他にも、コミケやフリマでお釣りがいらなかったり、屋台でも便利かもしれません。シェアハウスや民泊、美術品の展示販売でも便利そうです。
もし、野菜を収穫している人がスマホを持っていたら、その場で「〇〇円で売ってください。」という、すごく商売の始まりみたいなシチュエーションに立ち会うことも、使う人の性格次第では可能でしょう。
そんな、様々な想像をかきたてるアプリで、新しい問題も出てくるかも知れませんが、大きな変化の兆しを感じる事ができたのでした。「J−coin pay」の他にも、「pring(プリン)」とか、「LINE Pay」、先日紹介したメルカリの「メルペイ」などキャッシュレス化に目の離せない2019年になりそうです。
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